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執筆者の写真橋谷 典子

「プロのインテリアコーディネーター」と「なんちゃってインテリアコーディネーター」の違い





「インテリアコーディネーターってかっこいい」「華やかな印象」

やってみたい!と思う人が多いですね。


最近はSNSで「インテリアコーディネーター」として発信している人が増えています。

実績や経験があるか無いかは別として。


そうなんです、名乗ることは簡単なんです。

でもその中で本当に「稼げているコーディネーター」はごく一部だと感じています。


それは「なんちゃってインテリアコーディネーター」が多いからです。


これからコーディネーターになろうとしている人には

「なんちゃって」ではなく、

しっかり稼げる「プロのインテリアコーディネーター」に

なって欲しいと思います。


なので、ここで


「なんちゃって」と「プロ」の違い


をお話しします。


まず、プロのインテリアコーディネーターとは、

ちゃんと現場を知っていて、実績がある。


過去の完成物件事例をHPなりSNSにアップしていますし、

どこかの画像サイトからのインテリア写真はほとんど使いません。

そして自分の好きなインテリアの提案ではなく、

クライアントに合わせた提案をしている。

内装の色や置くインテリアだけでなく、建物や構造のことも理解し提案している。


そして「なんちゃってインテリアコーディネーター」は、

どこかの画像サイトからおしゃれなインテリア画像を持ってきて

インテリアに関する記事を書き、

インテリアの3DパースやプランシートをSNSなどの宣伝に使っています。


私が感じるのはこの「なんちゃってインテリアコーディネーター」の仕事は、

グラフィックデザイナーの仕事と同じ。


Web上で素敵に見せる技術に長けている。

3Dパースもパソコンが得意な人なら簡単に作れます。

インテリアに関わる情報を集めて記事を書くことも誰でもできる。


この方法でもお客様からの依頼は来るかもしれません。

そしてこの方法でお仕事をしている人もいると思います。


でもこの「なんちゃってインテリアコーディネーター」の仕事で

高いフィーをもらう事は難しいですし、

何よりクライアントに満足の行く提案ができない。


今の時代オンラインでコーディネートの仕事を完了することもあります。

私も遠く離れたお客様の物件をコーディネートすることもあります。

でもこれはちゃんと現場をわかっているから、動画や写真でもイメージがつくのです。


写真や動画を見てそこに合う家具やカーテンを提案することは簡単です。

でもその部屋の写真や動画から、窓の形状や動線や照明の配置など

細かいところまで読み取れるのか?

これは現場を経験している人にしかできないと思います。



もしフリーのインテリアコーディネーターとして

ちゃんと稼ぎたいと思うのなら、

「なんちゃって」ではなく

現場を知ってるプロのコーディネーターになってくださいね。


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